ホテル・エベレスト・ビューの設計、建設の陣頭指揮は日本人が行いました。
そのため、日本式な造りが随所に見られ、ヒマラヤ世界でありながらどこか懐かしく、
ほっとくつろげる居心地の良さをお感じいただけることでしょう。
このページではホテル・エベレスト・ビュー館内の各施設について、ご紹介させていただきます。
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◆ 客室(全12部屋)

全客室が世界最高峰エベレストのビューサイドにございます。
カーテンを開けると、眼前にエベレスト、そして世界第4位の高峰ローツェの眺望が広がります。開放感のあるガラス戸からは日差しが差し込み、快適にお過ごし頂けます。
寝具はあたたかい羽毛布団をご用意しています。また、懐かしい湯たんぽのサービスをしています。
  • 客室
  • 全室エベレスト・ビュー
  • 湯たんぽ

客室テラス

◆ 客室テラス

各お部屋にテラスをご用意しています。写真撮影や山岳スケッチなど思い思いの時間をお過ごしいただけます。
夜間、カメラをセットして、ヒマラヤと星空の軌跡撮影というのも、ホテル・エベレスト・ビューにご宿泊いただいた方ならではの楽しみ方です。
ヒーター

◆ ヒーター

各客室には簡易ヒーターが設置されています。高所のホテルであるため、乾燥防止と高山病対策のために深夜から早朝にかけて自動オフになります。
お部屋全体をあたためるというわけにはいきませんが、日中お部屋でおくつろぎの際にご利用下さい。

トイレ・バスルーム

◆ トイレ・バスルーム

客室には洋式水洗トイレとバスルームが設置されております。
バスタブ、シャワーもございますが、お湯は出ません。
朝と夕方にバケツにたっぷりのお湯をサービスします。お体を拭いたり、洗濯をされたり、山中の滞在のリフレッシュにご利用下さい。
フロント直通の電話

◆ フロント直通の電話

各客室にはフロント直通の電話を設置しています。
御用命の際は日本語でお気軽にお申し付け下さい。

◆ ダイニング

エベレスト・サイドは一面ガラス張りとなっています。ヒマラヤの絶景世界の中、ホテル・エベレスト・ビュー自慢のお食事をご賞味下さい。  
お食事は、和食、洋食とご用意しております。また、体調が優れない方には、おかゆをご用意いたします。

■暖炉

ダイニングにある大きな暖炉は夕方になると火が付けられます
夜は暖炉を囲み、星空に輝くヒマラヤを眺めながら贅沢な時間をお過ごし下さい。 

■壁の石

ダイニングでひときわ目を惹くチベット仏教の経文が書かれた岩の壁
この岩は元からここにあったものを壁として利用したものです。
ホテル内では現地の環境を壊さない様に配慮された設計が随所に見られます。
  • ダイニング
  • 暖炉
  • 岩の壁

レセプション

◆ レセプション

ホテル・エベレスト・ビューではほとんどのスタッフが日本語対応可能です。ご用命があれば遠慮なくお申し付け下さい。
展望テラス

◆ 展望テラス

ホテル・エベレスト・ビューの展望テラスはご宿泊の方以外にも開放しているため、シーズン中は世界各国多くのトレッカーで賑わいます。
ホテルに到着されましたら、まずはテラスでウェルカムドリンクを飲みながら、ゆっくりとヒマラヤの展望をお楽しみいただけます。

サンルーム

◆ サンルーム

ホテルにご宿泊されているお客様のみに解放しているサンルームです。全面ガラス張りのサンルームからはまさに360度ヒマラヤの絶景をお楽しみ頂けます。
晴れている日には終日太陽の光が差し込みます。ぽかぽかと暖かい中、心行くまでヒマラヤ展望をお楽しみ下さい。
サンルームからさらにビューデッキに出てお楽しみ頂けます。
ミニショップ

◆ ミニショップ

レセプションの横にはミニショップがございます。  
ここでしか手に入らないホテル・エベレスト・ビューグッズもございます。  
オリジナルワイングラス、ピンバッジ、絵葉書、バンダナなどが人気です。

インターネットルーム

◆ インターネットルーム

ホテル・エベレスト・ビューではインターネットルームがございます。無料でご利用いただけます。
シャワールーム

◆ シャワールーム

2室シャワールームがございます。しかし、高山病や風邪予防の為、お勧めはできません。
カラパタールやゴーキョなど長期の高所トレッキングを終えられ、高所順応に成功している方はリフレッシュにご利用下さい。

ギャラリー

◆ ギャラリー

ホテル・エベレスト・ビューではこれまでご宿泊いただいた著名な画家、写真家の方やお客様から寄贈された作品を展示しております。
ホテル最初のお客様・三浦敬三氏のメモリアルプレートもあります。

動画:ホテル・エベレスト・ビュー


エベレスト・ビュー こぼれ話

全客室

全部で12部屋しかありません。プライベート感満載のホテルです。
各お部屋の間取りをできるだけ大きくしたかったということと、お泊りのお客様にはできるだけくつろいでいただきたいという願いもあり、少ない部屋数で建設しました。
エベレスト・ビュー こぼれ話

簡易ヒーター

年季の入ったヒーターです。
空気を乾燥させてしまうこともあり、近々ハロゲンヒーターを導入する予定です。
エベレスト・ビュー こぼれ話

バスタブ

そもそもはお風呂でゆっくりと温まっていただきながら、エベレストをご覧いただきたいという願いがあり、造られました。
しかし、使用できません。
理由はホテルで水を大量に使用すると付近のクムジュンとクンデの村の水量が極端に減ってしまうことが懸念されるためです。
バケツのお湯サービスでご容赦下さい。
もっとも、高所で急激に体温を上げ、血流を一気に良くするのも体に負担がかかるので、使用しない方が安全管理としては良いでしょう。
エベレスト・ビュー こぼれ話

一面ガラス張り

ホテル・エベレスト・ビューはどこからでもエベレストを展望できるよう廊下やレストランは大きな一枚ガラスを使用しています。
このガラスを運んだのはもちろんポーター。
ヘリコプターでは破損する可能性があったので、人力で運搬しました。
カトマンズから出発し、途中ルクラ南の峠に降った雪で足止めされるなど、1ヶ月以上をかけて大切に運ばれました。
エベレスト・ビュー こぼれ話

大きな暖炉

暖炉の巨大なフードは5つのパーツに分かれています。それぞれ人力でカトマンズから運び、ここで組み立てました!フードのスタイルは建設者宮原巍の案によります。
エベレスト・ビュー こぼれ話

火がつけられます

ホテル建設後、ここは国立公園に指定されたため、周辺の村を含め伐採することが出来ません。
周辺の村人は国立公園外から村の割り当てに従い薪を取ってくるのですが、ホテルもこれに倣いクムジュン村から必要最低限の薪を買っています。
エベレスト・ビュー こぼれ話

岩の壁

チベットの経文「オン・マニ・ペメ・フン」と彫られています。
エベレスト街道ではこのように経文が刻まれたマニ石が随所に見られますが、これを専門にしているチベット仏教僧がいます。
もちろん、ホテルの経文もお坊さんに彫ってもらいました。
ホテル・エベレスト・ビューはこの石を基点に設計されました。
エベレスト・ビュー こぼれ話

ご用命があれば

脇にヤクの鈴があります。ご用命の際はこの鈴を鳴らして下さい。いい音が響きます。
すぐにスタッフが参ります♪
エベレスト・ビュー こぼれ話

展望テラス

ホテル宿泊者以外も立ち寄り、エベレストを眺める絶景ポイントです。
「入場料をとったほうがいいんじゃないか!?」というアドバイスをいただくこともありますが、この先もずっと無料開放します(笑)
エベレスト・ビュー こぼれ話

サンルーム

そもそも当初の設計図面にサンルームの存在はありませんでした。
営業開始当時、ホテル・エベレスト・ビューは防寒設備の問題もあり想定以上に冷え込んだようです。
そこで、全面ガラス張りのサンルーム建築案が持ち上がり、現在の場所に造られました。
余談ながらここで温めた空気をロビーに送り込んで館全体の気温を上げるという計画もあり、パイプ設置までやったようですが・・・残念ながら諸事情により中断されました。
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